
2015年の2月20日より突然、PCのGoogleAdWordsの右側の広告枠が全世界的に廃止されました。いやホント突然だったのでFacebookではどんだけ同じ記事が流れてくるんだってくらい、ネットマーケティングに関わっている人を驚かせましたね。
http://www.sem-r.com/news-2015/20160220105021.html
今回はリスティングの右側広告枠無くなることでどのようなことが起こりうるかについて考察をしたいと思います。
実際に見てみる
実際に[保険]という超絶BIGキーワードで検索をしてみると、確かに右側のリスティングの広告枠が消えていることが分かります。大分スッキリしましたね。
次にこれまたやりたくない系キーワードTOP5には入る[青汁]というキーワードで検索をしてみます。
さっきと表示が異なるのが分かります。
[保険]というキーワードと[青汁]というキーワードでは右側の表示が異なっています。
[青汁]に関しては厳密にはAdWordsでもあるのですが、PLA(商品リスト広告)が表示されるようになってますね。また、PLAの下には画像とウィキペディアによる解説が書かれています。
PLAは基本的にECサイトでしか露出が出来ないので、そもそも[保険]といキーワードでは表示されません。
要するに今回の変更で変わったのは
- 右側のテキスト広告枠は全面廃止
- EC商材に関してはPLA及び画像での表示がされるようになった
という点が大きいです。
また、もう一つ変更点を発見いたしました。
それがこちらです。
上位3位までの検索内容に変更はないのですが、キーワードによっては4位の広告主までは上位掲載がされているようです。
それでは今まで右側に表示されていた5位以下の広告主はどうなったのかというと・・・
1ページの最終までスクロールしてもらえるとここに表示がされるようになってます。
順次対応しているっぽいです
今回の変更ですが2016年の2月20日から一斉にというよりも順次キーワード毎に変更がされているようです。
僕の同僚が[ダイエット]というキーワードで検索した際にはまだ右側にAdWordsのテキストの広告が表示されていました。
まとめると
今回の変更で影響が出た点をまとめると
- 右側のテキスト広告枠は全面廃止(PCのみ)
- EC商材に関してはPLA及び画像での表示がされるようになった
- キーワードによっては上位に4位まで表示がされるようになった
ということが言えます。
どんな影響が考えられる
かといいますと
おそらく1位~3位までの広告主に関しては対象のキーワードではほぼ影響は無いと思います。また、4位までが上位表示されることになったため、極論ですが、4位ばっかりのクライアントは若干美味しい思いをするのかもしれません。
逆に5位での切り分けが非常に大きくなったので、代理店や広告主においては4位までには入ろうと入札単価をアップさせることで、AdWords全体の広告コストが増加する可能性が考えられます。
あとはSEOの上位媒体も4位の掲載が入ってきたことで1つ分下に下がることになるので、もしかしたらですが、若干SEO上位媒体は流入が減るかもしれないですね。
通販クライアントにはPLA(商品リスト広告)の導入は不可欠ですね!結構導入まで英語ばっかりで手間なのでいつかブログで紹介したいと思います。
とは言え、冷静に考えたらそこまでバタつくことでもなさそうですね。
アホ代理店が荒らさないかぎり・・・