
今回はアナリティクスを用いることは少々少ないのですが、自社で配信している広告素材(バナー、テキスト)の分析と改善方法に関してまとめてみましたので、ぜひご覧ください。
ネットで広告を出す上でユーザーと広告主の最初の接触点は基本的にバナー広告かテキスト広告がほとんどかなと思います。
リスティングは基本的にはテキスト広告、ディスプレイ広告も基本的にはバナー広告になります。Yahooをみてもらうと分かるのですが右上にバナー広告、更にしたの方にテキスト広告といった様に表示されています。
こう見ると意外とサイトにバナーは溢れていることに気が付きますよね。
こんな感じで色々なサイトに広告枠があり、媒体にも支払われることで媒体の運営費用となってます。色々なサイトに表示されるということはここに表示させるバナーや広告文の最適化は、超大事ということが分かります。
目次
クリック率が低いデメリット
「リスティングやディスプレイ広告はCPC課金だからクリックされてからの課金だから優先順位は低い」と言っている担当者は考えを改めたほうがいいです。もちろんクリック率よりもコンバージョン率というのはあるのですが、クリック率が低いとYahooやGoogleだと品質ランクを下げる要因となるので、結果的に費用が高くケースは少なくありません。
また、DSPなどインプレッション単位(表示数)で買い付けをする場合、impは出てるのにクリック率が低いと結果的にCPCが高騰してしまうのでバナー、テキストの広告文の最適化は外せません。
アナリティクスでの計測は出来なくはないけどむずい
アナリティクスでバナーのインプレッション数とクリック率とクリエイティブ毎のコンバージョン率を測ることは出来ないことはないですが、非常に難しいです。というか僕がよく理解してません。
一応アナリティクスのイベントトラッキングという方法を使って出来るというような事が書かれているサイトはあります。ただ、バナーのリンク先が同じだと同じクリック率になってしまう様です。URL生成ツールとかでバナー毎にリンク先URLを設定する必要があるのかな、って感じです。
参考:Google Analyticsのイベントトラッキング
参考:[ Google Analytics ] イベントトラッキングでクリック数を計測する方法
出来た方がいたら教えてほしいくらいです。
それぞれの広告配信管理画面で確認しよう
アナリティクスで共通化して、バナーのクリエイティブの良し悪しやテキスト広告のクリック率を計測したりすることは難しいですが、悲観することはありません。基本的にどの管理画面でも広告素材ごとのクリック率やコンバージョン率を計測出来るようになっています。
もしどうしても共通の管理画面で計測したいような状況ならアドエビスやCAMP、ウェブアンテナ、AD-PLANというツールを使えばよいです。
広告素材の分析に使う指標
基本的には4つの軸です。
- imp数(広告表示回数)
- クリック率/CTR(バナーがクリックされた回数)
- 直帰率(1ページ目で離脱した確率)
- CV率(目標に到達した確率)
広告素材の改善に使う考え方
今回は改善することを第一に考えるのですがざっくりとこんな感じです。
- imp数を上げたい:広告出稿数を増やしてくださいw
- クリック率を上げたい:バナー、テキスト広告内の訴求の見直しをしましょう。
バナー、テキスト広告の訴求の見直しに関しては下記参考にしてみてくださいね。
訴求できる内容は少ないのでキャッチコピーも簡潔に!がポイントです。
- バナーなら他社のよさ気なクリエイティブをパクる (参考:http://banner.keizine.net/)
- 価格を入れるパターン入れないパターン
- キャッチコピーを数パターンで試す
- 上級表現を使う 口コミランキング1位、最高クラスの〇〇
- 色味の変更
戻ります。
- 直帰率を下げたい:ランディングページとの整合性が低い可能性があるので内容を揃えます。
- コンバージョン率を上げたい:ランディングページとの整合性が低い可能性があるので内容を揃えます。もしくは流入先とマッチングしていない可能性もあります。
広告管理表を作りました。
広告素材の確認について、それぞれの管理画面で見るのも可能なのですが、一元管理が出来ていないと非常に不便です。
また、よかった広告クリエイティブが出た際にも他のネットワークでも流用出来るように管理して、どんどん最適化をする必要があります。そこで今回自信ニキが広告管理表を作成したのでよかったら使ってみてくださいね!

ほな・・・また
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