
前回のYahoo!リスティング広告をGoogleアナリティクスで計測する編でAnalyticsにてカスタムURLの設定方法について書きましたが今回は個別のキーワード設定に関して説明をします。
簡単にいうとカスタムURLの設定でキーワード毎に設定するのは面倒すぎ!というものをどうすれば簡単に設定が出来るかということです。
今回の裏ワザを使えば個別にキーワードをURLに設定しなくても簡単に設定することができます。
utm_term= を空欄で設定すると
リスティングのキーワードが数千〜数万もある場合、いちいちURLを設定するのは面倒ですし、やりたくない;;
かと言ってutm_term= の部分を空欄にしておくと、Analytics上での管理がやりづらくです。
そこで使えるのがValue Trackという裏ワザです
リスティングのキーワード登録の際にキーワードの自動挿入という方法がありますが、それに近い機能です。
キーワード自動挿入機能:公式ラーニングポータル
具体的にはURLの生成ツールの【キャンペーンのキーワード】の部分に{keyword}という表記を入れることでYahoo!リスティングに登録しているキーワードをAnalyticsの管理画面に引っ張ってくることができます。
前回試しにやってみた際に、生成されたURLがtajimanoaojiru.com/lp.html?utm_source=yahoo&utm_medium=cpc&utm_term=%E9%9D%92%E6%B1%81&utm_campaign=a_a01_exactというURLでしたが、utm_term=%E9%9D%92%E6%B1%81という部分を{keyword}に入れてtajimanoaojiru.com/lp.html?utm_source=yahoo&utm_medium=cpc&utm_term={keyword}&utm_campaign=a_a01_exactと設定をすればOKです。
キーワード設定の注意点
個別のキーワード設定の場合もValueTrackにて設定をした場合にも共通の注意点なのですが、カスタムキャンペーンパラメータ内のutm_term= を設定している際に、参照元/メディアをyahoo/cpcのようなスポンサードサーチ経由に絞り込んだディメンション「キーワード」にて確認することができる値は、『utm_term= 』にて設定をしている値となり、実際にユーザーが検索したクエリではなくなってしまうということです。
そのため部分一致で登録外のキーワードからの流入があったとしても登録しているキーワードからの流入としてAnalytics上では計測がされます。
実際にキーワードは管理画面の検索クエリからの確認をする必要があります。
AdWordsに関しては、連携すればそのまま反映されるようになります。