ボッタクリSEM代理店あるある

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初めに断わっておきます!

全部のウェブ広告代理店がぼったくりな訳では決してありません。
クライエントの売り上げ増の為に、深夜、休日業務も厭わず、頑張ってくれるような(クライエント側にとっては、)善良なウェブ広告代理店も存在します。コレがいいか悪いかは別の話で、クライアントに時間を割いているのは事実です。
ただ、一部では、あることないこと言いふらして、クライエントの無知を餌に、暴利を上げるウェブ広告代理店も存在します。


私は、ウェブ広告代理店の経験はなく、クライエント側の人間(玩具ECサイト担当者)なのですが、この記事を書いているようにウェブ『おたく』なので、「この広告代理店、本気でそんなこと言ってんの?」というようなことに、何度も出くわしました。

それを事例を交えて、ウェブ記事にすることで、特にウェブ担当者に就いて緒のクライエント側の方が、騙されないようになって欲しいです。

ぼったくりあるある①:Yahoo!の検索サジェストに希望のワードを出しますよ!

「Yahoo!で検索してサジェストで出てくるキーワードを、貴社が欲しいキーワードで出します!」などという営業をしてきます。

例えば、例が悪くて申し訳ないのですが、以下ですと、『葬式』といれて、よくわからないワードがあると思うのですが、これが一例です

1回表示でたった2,000円!SEOよりも効果があります!など言ってくるのですが、そもそもこの手法自体をYahoo!が公式にスパム行為として認定していますので、「絶対にやってはいけません!」。

大分昔に比べるとクリーンにはなりましたが、やはりアフィリエイトサイトは多いですね。おいおいはアフィリエイトサイトが勝手にやっているということも通用しなくなると思います。

ぼったくりあるある②:AdWordsは自社運用すれば、税金がかかりませんよ!

これは、AdWordsをインハウス化支援する業者の言葉です。

AdWordsへの支払いはシンガポールにあるGoogle社への支払いなので、日本国税の消費税がかからないので、その分8%は即浮きます!という風な、ぼったくりあるあるです。

これ、確かに、日本での消費税は掛かりません。(2015年8月現在。アマゾンジャパンへの課税を目的とした税制変更が進行中という情報もあるので、それに関連してこのあたりも変わってくるかもしれません。)が、財務諸表上、もっと詳しくいうと、損益計算書上は、まったく意味がないのです。

経理上のマニアックな話になるので、詳細の説明は省きますが、気になる方は、「仮払消費税 AdWords」などで検索してみてください。

 

ぼったくりあるある③:AdWordsは設定した予算よりも多くのお金を消化させるから、信頼できないですよ!

これは、あるディスプレイ型広告の担当者が講演で言っていた内容で、要は、AdWordsや、その中にあるGoogle Display Networkは、予算設定という段階から信頼できないので、私が勧める広告商材を入れましょう!

Money

というような内容だったのですが、私は腰が砕けるかと思いました、この担当者のあまりの浅はかさに、、、

仮に(99.9%ないですが)、AdWordsで100万円の予算設定で150万円消化されたら、Googleに言えば、お金返ってきます。

AdWordsを代理店運用するには、GooglePartnersのAdWords認定試験というものを受けなければならないのですが、その試験内容にも、過剰消化に対する支払還元に関する規定は明記されています。

Goolgeというグローバル企業のメインとなる収益源である、AdWordsの料金体系に不備があるわけないじゃないですか、、、多分その担当者は、AdWordsの理解もせず、AdWordsはだめだと吹聴しているのでしょう、なんと恥ずかしい(笑)
このような笑い話にもなる、ウェブマーケティングぼったくりあるあるは枚挙にいとまがありませんので、ネタを集めて引き続き連載していきたいと思います。

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