Analyticsを使ってサイト改善 ソーシャルの分析と対策①

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ソーシャル分析アナリティクス

検索周り、メルマガの分析とさせていただき、次の内容はソーシャルメディアです。数年前と大きく変化してきた点になります。アナリティクスを用いてソーシャルメディア(Facebook、Twitter、はてな等)の流入を分析してみます。

インターネット広告だんだん変化してきたとも言えるのですが、ソーシャルメディアの分析は自然検索と同じように大事になってきました。

数年前までは調べ物や欲しいものがあった際、90%くらいの確率でGoogleもしくはYahooで商品であったり、やり方を検索して調べていたのですが、最近では段々と変化してきてます。

Facebookで好きなブランドのページにいいねをしたり、メルマガを登録したり、Twitterのフォローをしたり、好きなウェブサイトの情報を定期的に取得するようにしているケースが非常に増えてきています。

他にもGunosyやSmartNewsといったいわゆるキュレーションアプリから気になった商品を衝動買いしてみたり、ユーザーの流入とコンバージョンが能動的なものから受動的な情報の取得にシフトしています。

という訳でソーシャルメディアの分析と最適化というものを考えるのも非常に大切なのです。

アナリティクスでソーシャルメディアからの流入を調べてみる

ソーシャルメディアからの流入数を調べる

Analytics > 集客 > すべてのトラフィック > チャネル

こちらのサイトでは全体の流入の内の約20%がソーシャルメディアからの流入ということが分かります。

また、余談ですが、こちらのアカウントですが56%の流入が【Direct】という表示になっています。アナリティクスでDirectと表記されるのは流入元のリファラーがアナリティクスで計測がされていないことを指します。

リファラーがないとは、流入前のページがわかりません、という意味です。

Directと判断されるのは下記です。

  • ブラウザのブックマーク
  • ブラウザでURLを直接入力
  • QRコードからの流入
  • RSS (Feedly, Livedoor Readerなど)
  • メール (Gmail, Hotmailなど)
  • スマートフォンアプリ
  • httpsページから→httpのページの流入

ソーシャルネットワークがSSL化したことで、https→httpとなるパターンが多いようで、こちらのアカウントもかなり多くはソーシャルの数字がDirectに吸収されてしまっています。計測したいという場合は、URL生成ツールを使って、アナリティクスに対して流入元を明示して上げる必要があります。

ソーシャルメディアごとの流入を調べる

Analytics > 集客 > すべてのトラフィック > チャネル > Social をクリック

また、セカンダリディメンションで 行動 > ランディングページ を選択することによってどのURLに着地したのかも見ることが出来ます。

ソーシャルの計測で便利なURL短縮ツール

URL生成ツールを使う際に、主にTwitterなどですと文字数制限があったり、日本語URLの貼り付けなどだとパラメータが変換されて超長いURLになってしまうとユーザビリティとして不便なのでURLの短縮ツールを使うことも可能です。

例えばこちらのページですが日本語ドメインだと長くないのですが、下記のように変換されます。

【日本語ドメイン】

http://startrain.jp/バナー、テキスト広告の分析と改善

【変換後】

http://startrain.jp/%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%80%81%E3%83%86%E3%82%AD%E3%82%B9%E3%83%88%E5%BA%83%E5%91%8A%E3%81%AE%E5%88%86%E6%9E%90%E3%81%A8%E6%94%B9%E5%96%84/

これをソーシャルで掲載すると長いですよね。ある程度は省略されますが。

こちらをGoogle URL Shorterで変換すると下記になります。

http://goo.gl/KFjnns

見やすくなりますよね。

更にURL生成ツールをかましてから短縮することも可能です

これを短縮すれば、流入元もアナリティクスで終えますし、URLも長くならないしいい感じです。
ただ、いちいちこの2手間はめんどくさいですねw

URL短縮ツールのデメリットもあります。

このURL短縮ツールですが、便利なだけではありません。

1つめは外部サービスなのでいつ終了するのかわかりません。短縮ツールをリダイレクトさせているので、サービスが終了したらリンク先にはユーザーが飛べなくなってしまいます。Googleの方なら大丈夫といいたいですが、Googleもあんなに利用者の多かったリーダーのサービスを終了してますし、長い目で見ると少々リスクがあります。

また、もう一つ、短縮ツールは外部(というかだれでも)の人からクリック数を見ることが出来てしまいます。

このように短縮URLのあとに【+】を入力するとそのURLのクリック数、リファラー、ブラウザ、アクセス元の国、OSを見ることができちゃいますので、使うのであればバレてもいいと思ったら使いましょうね。

美レンジャー:http://www.biranger.jp/

こちらのサイト、代理店では結構知名度のあるサイトなのですが、PR記事のURLにGoogleURLShorterを使ってます。

2億商品の中の頂点!2015年最も売れているシャンプーとは

商品のリンク先にURLを右クリックでコピーして【+】をつけると・・・(ノ∀`)

意外と法人媒体でも普通に使っているのでよかったら見てみてくださいね。

次回は各ソーシャルメディアの管理画面から分析をしてみたいと思います。

ほな・・・また。

 

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