
リスティングのアカウントを作って、メリット、デメリットについての記事が出来ましたね。
続いてリスティングをしている際にあるあるの質問の「特定のキーワードに関してSEOが1位だった場合にリスティングを出稿したほうがいいのか?」という初心者が最初に行き着く疑問に関して考えたいと思います。
過去の記事はこちらです。
SEO1位のキーワードにリスティングを出すとは?
例えば商品名などに関しては往々にしてよくある事象なのですが、競合がいないため対象のキーワードで既に検索順位が1位の場合、リスティングを出稿したとしても無駄なコストになるのではないかということです。

検索結果に2箇所に表示されている、これってリスティング出稿する意味あるのかな?
広告主としては「それならSEO対策からしたほうがいいんじゃないの?」、「このキーワードはSEOで1位だからリスティングの出稿はしなくていいよ」という考えになりがちです。
Google神が答えを出したよ
この考えに対してGoogleはこのような研究結果を発表しています。
内容が英語になっているので簡単に要約すると
検索結果の1ページ目に表示される広告(リスティング)の81%と検索結果の1ページ目に表示されクリックされた広告の66%は自然検索でサイトが表示されていない検索結果ページに表示された広告です。
SEOで1位に表示されているサイトで広告を出稿した場合、平均的にサイトのアクセスの50%のクリックは広告から獲得したクリックです。
SEOで2~4位に表示されているサイトの場合、平均的にサイトのアクセスの81%のクリックは広告からのアクセスであり5位以下のサイトの場合は、平均して96%が広告からのアクセスですよ
つまりどういうこと?
簡単にいうと検索順位が1位だったとしてもリスティング広告を出稿することによってクリック数を更に50%向上させることができるというデータになります
2~4位に関しては86%、5位に至っては96%とほぼ倍のクリック数ということになります。
結論としてはSEOもリスティングも両方やったほうがいいというお話でした。
ただ、あくまでアクセス数の話になるのでCV数が純増するかといえばまた違うお話ですな。